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心ざわめく季節

この3連休、紅葉が見頃を迎えているようで、
出かけずにはいられない。やらなければならないことはあるのだけれど
いても立ってもいられず初日・2日目と紅葉を撮りに行きました。

7日夜から車中泊。

8日朝の睡蓮沼。
雲が厚く垂れ込めて、山は見えませんでした。
睡蓮沼紅葉
かろうじて高田大岳の山裾だけが。
曙光射す高田大岳
ちょっと後味が悪かったのが、後から来た年配の方、場所が空いて無くて、
業を煮やして、湿原に降りたってしまいました。
周りから諫められても知らないふり。
そのうち、「そんなことするぐらいなら写真なんかやめた方がいい」との言葉まで飛び出しました。
言われた方はこれに切れてしまって、しばらくして先ほどの言葉を発した方が場所を譲っていました。
撮りたい気持ちもわかるけれど、撮りたい気持ちは皆同じ。
これだけ人が集中すると、なかなか思った場所に陣取るのは難しいし、
皆んな時間や機材を工夫しているのは見ていれば解る。
どうしても撮りたければ工夫するしかないとおもいます。
自然保護の心を忘れてネイチャーフォトは撮れないと思うのだけど。

この日はclear+skyさんに久々に会いました。
clearさんに「こころの色」のhiroshiさんを紹介いただきました。
hiroshiさん、お初でした。これからよろしくお願いします。

それから、この日は写真家の米美智子さんが来ていたらしい。
山に向かって右側のデッキに陣取っていたのだけれど、米さんは左側のデッキに。
遠目でピンクのウエアを着ている人がそうなんだと解った程度。
その後、雲が晴れる様子もなく
仕方が無いのでおとなしく帰りました。

9日朝再度チャレンジ。
晴れたけれど風が強く、イマイチ。
人もすごかった。
特にバスで来た団体さんが加わってもう大変。
後から三脚の隙間に(ほとんど隙間はなかったけれど)半ば強引にたてられて、
ファインダーをのぞくのに苦労した。ハイシーズンはしょうがないのかな。

その後、寄り道してから酸ヶ湯で昼まで仮眠。
昼過ぎから毛無岱へ登りました。。
こちらは、いわばメジャーコースの逆コース。下ってくる人の多いこと多いこと。
気になるのは、登山は上り優先という原則をほとんどの人が知らないらしいということ。
向こうから人が来ても、すれ違える場所で登りの人を待つことをせずに
どんどんつっこんで来る人が8割方でした。
こちらが団体さんを待っていると、後から来た団体さんがまた突っ込んできて、
すれ違う場所がないので、こちらがまた待つ・・・
その繰り返し。
服装はどう見ても低山のハイキング気分にしか見えない方も結構いました。
「山ガール」ブームも解るけど・・・

下毛無岱の木道に出てからも、人が多くて、すれ違いに苦労するほど。
湿原に降りて道を譲ろうとする人が多いんですね、これが。
考えずに突っ込んできて、すれ違えなければ湿原に降りてしまう。
数m手前で待っていてもらえれば待避所があるのだけれど。
こちらは一人。待避所でやり過ごせば湿原を痛めずにすむのに・・・
皆さん、高層湿原の環境や形成史を知らないのでしょう。
その辺の草原と同じ感覚で歩いているように思えました。
それだけ自然から離れた生活をしているから感覚が鈍っているのかなとも思えました。

毛無岱の紅葉はまさに絶景。
毛無岱しばらくの間撮影しましたが、木道の待避所が不安定だったせいか、微妙なぶれ写真が大量にできてしまいました。帰ってからがっくり。

撮影しているとヘリが飛んできて、なにやら上毛無岱のあたりでホバリング。
降りてきた人の話ではけが人がいるとのこと。救助隊員を下ろして、しばらく上空を旋回。
その後また戻ってきてけが人を救助して去って行きました。
こうやって安全が保証されているのだなと実感。安全には気をつけましょう。
救助ヘリ

上毛無岱と下毛無岱の境の階段付近、斜面の紅葉は見事なもの。
そこで記念撮影や、作品撮影をされる方が多いのも解ります。
ただ、マナーが悪い人があまりにも多くて辟易してしまいました。
自分に指導・監督する社会的な権限があるわけではないので、気が引けたのですが、
かなりの人に注意してしまいました。
マナー違反

高層湿原の土壌が流出したら元には戻らないんだ、と説明したら、
恐縮しつつ納得してくれた方もいました。みなさん、そういう知識がないからやっちゃうんですね。
ある方は「写真とってる人の邪魔になってはいけないと思って」とおっしゃってました。
気持ちはありがたいのですが、個人の写真より自然を破壊しないことの方が重要です。
それと、都市生活では多少不便なところがあっても、業者に頼めばいいとか、
事業者やメーカーのサービスが行き届いているから自分は電話するだけでいいとか、
その他、ゴミ問題でもエネルギー問題でもそうですけど、
自分の力が直接及ばない部分について、自分の行動の結果が
どういう事態を引き起こしているのか、見えにくい社会になれてしまっているのかな。
要はパブリックな部分よりも、よりプライベートに近いところから気を遣う、
日本人的な感性、そんな感覚もあるのかな、とも感じました。

一番困りものだったのはカメラマン。
話し言葉からして、遠方から来た方だったようです。
湿原に三脚を立てて、中版らしきカメラで撮影していました。
同じ場所で私が何人かに注意して、その方にも湿原から上がるように促したのにもかかわらず、
まだ、しばらく撮影を続けていたのです。
私が立っている待避所なら湿原を痛めずにすむのに。
(個人の権利の問題もあるので、ぼかしてます。ちなみに右の方が歩いているのは木道です。)
困りもののカメラマンスパッツをつけて、ウエアもそれなりだったので、それなりの経験を積んだ方なのでしょう。
そこかしこに「自然保護のため湿原に入らないでください」の看板があるのにかかわらず、こういう行為を目にすると、腹が立ってきました。

紅葉は素晴らしかったけど、自然保護や安全について考えさせられた連休でもありました。

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No title

たまーにしか行かないのに、自然はいいな!
とかウンチクたれてマニアとか吹いてる連中には自然保護の意識なんてないですよ。
自然を壊してる意識さえないから厄介です。
この自然に魅了され、好きだから写真を撮る、綺麗な自然の写真をいつまでも撮りたいから自然を保護したい。
そう思うのが普通だと個人的に思いますが。
残念ながらそうじゃない人もいますね。

なぜ秋にカメラマンが集中するのか・・・
移り変わりが早いから?
年がら年中行って四季の変化を記録してる俺にとって意味がわかりません
まあそれは人それぞれだから別にいいんだけど
人が集まれば集まるほど悪い部分ばかり目立ちますよね
「そんなことするぐらいなら写真なんかやめた方がいい」という発言、
そのとおりだと思いました

こんばんは^^

素晴らしい毛無岱の景色でしたね!
私も行きたかったのですが、今回は断念しました。
人生良い時もあるし、悪い時もある。焦らずじっくり機会を待つを最近のモットーにしてましたので、昔のように
がむしゃらに体力が続く限りのような行動は控えるようになりました笑
それにしても、登山のマナーや湿原に関する知識が私もありませんが、最低限のことだけは知っているつもりです。
ブームはいいけれども、やはりそれが及ぼす影響は甚大ですね。
この素晴らしい景色をずっと残して行きたいと思うだけに、心が痛まれてしかたないものです。

Re: No title

Hiroさん、

大方は自分が何もしなくても、設けるために
いろんなサービスを充実させていく市場原理なれてしまった人たちが
自分行動の結果を意識せず、何かあっても社会が何とかしてくれる、
そう思ってる人たちがいるような気がします。
私が注意したら恐縮していた方もいましたので、
確信犯的にやってる人は少ないと思いますが。

自分自身は、「自然を保護する」という言い回し自体、
思い上がってる部分があるのではないかとさえ感じます。
一人で厳しい環境におかれたら、即座に命に関りますし、
一方で食物を恵んでくれたりもするわけで、
私たちは生かされているんだとも感じるわけです。
そういう感覚って、Hiroさんが尊敬する写真家の先生の主張と根は同じだと思うのです。
私はそこまでリベラルには発言できませんけど。
いずれにしても、環境はすべて連動して我々の生命に係わっているのだと思います。
そういう感覚は忘れたくないですね。

> たまーにしか行かないのに、自然はいいな!
> とかウンチクたれてマニアとか吹いてる連中には自然保護の意識なんてないですよ。
> 自然を壊してる意識さえないから厄介です。
> この自然に魅了され、好きだから写真を撮る、綺麗な自然の写真をいつまでも撮りたいから自然を保護したい。
> そう思うのが普通だと個人的に思いますが。
> 残念ながらそうじゃない人もいますね。
>
> なぜ秋にカメラマンが集中するのか・・・
> 移り変わりが早いから?
> 年がら年中行って四季の変化を記録してる俺にとって意味がわかりません
> まあそれは人それぞれだから別にいいんだけど
> 人が集まれば集まるほど悪い部分ばかり目立ちますよね
> 「そんなことするぐらいなら写真なんかやめた方がいい」という発言、
> そのとおりだと思いました

お疲れ様でした

睡蓮沼ではどうも失礼しました。
最初、skyさんから紹介された時、ピンときませんでしたが、話されている内容とカメラを拝見してやっと分かりました。(鈍い私です)
9日の方が良いのは承知でしたが、あの日夕方に娘が宮城から帰って来たので9日は行けませんでした。
写真を撮るには絶好の日和なのでしょうが、他県から来たカメラマンのマナーの悪さ、憤りを覚えますね。
私も注意して撮影に臨まなければいけませんね。
今後ともよろしくお願いします。

今朝、行って来ました

ようやく今朝、睡蓮沼へ行って来ました。
焼けもしないし、朝の強い光が当たった写真で終わってしまいました。
今日は最初のうちは中央に陣取っていたのですが、最後は左側に移動しての撮影でした。
ということは、たくさんのカメラマンはいなかったということです。20人いたかな。
熊はいなかったが常識知らずのカメラマンの足跡が沼の側までけっこうありました。
残念ですね。

Re: こんばんは^^

clear+skyさん、

そうですね、何事も焦り過ぎない方がよいかもしれないですね。
ブームに乗って?大勢の人が山に入っていくのはよいけれど、
便利さ、快適さになれた感覚をそのまま持ち込むのは考え物ですね。
そのうち、運転免許講習みたいに
入山者は一定時間の講習を受けないと入山許可証がでないとか、
そんな事態もあり得るんじゃないかなんて想像してしまいます。(笑
環境省や自治体の自然保護課はそうした教育にも目を向けて欲しいと思います。
それと、各自の自覚も大事ですね。

> 素晴らしい毛無岱の景色でしたね!
> 私も行きたかったのですが、今回は断念しました。
> 人生良い時もあるし、悪い時もある。焦らずじっくり機会を待つを最近のモットーにしてましたので、昔のように
> がむしゃらに体力が続く限りのような行動は控えるようになりました笑
> それにしても、登山のマナーや湿原に関する知識が私もありませんが、最低限のことだけは知っているつもりです。
> ブームはいいけれども、やはりそれが及ぼす影響は甚大ですね。
> この素晴らしい景色をずっと残して行きたいと思うだけに、心が痛まれてしかたないものです。

Re: お疲れ様でした

Hiroshiさん、

いえいえ、私こそ失礼しました。
ご本名を存じあげなかったものですから。
カメラは、青森でこんなの使ってるやつはほとんどいないんじゃないでしょうか。
メジャーには背を向けたくなるひねくれ者なので。(笑
SD15を持ってるやつがいたら、それは9割の確率で私です、きっと。

マナーが悪いのはカメラマンだけじゃないんですけどね。
地元の人でも、湿原に踏み後をたくさん残してましたから。
向こうから人が来て、よける場所がなければ木道から降りるしかない、
そういう感覚なんでしょう。
ただ、以前に比べると待避できる場所が増えたような気もするので、
お互い前方をしっかり確認しながら余裕を持って相手を待てば
湿原に踏みいらずにすむと思うんですけどね。
今のままでは、毛無岱は確実にオーバーユース状態ですね。

こちらこそ、よろしくお願いします。

> 睡蓮沼ではどうも失礼しました。
> 最初、skyさんから紹介された時、ピンときませんでしたが、話されている内容とカメラを拝見してやっと分かりました。(鈍い私です)
> 9日の方が良いのは承知でしたが、あの日夕方に娘が宮城から帰って来たので9日は行けませんでした。
> 写真を撮るには絶好の日和なのでしょうが、他県から来たカメラマンのマナーの悪さ、憤りを覚えますね。
> 私も注意して撮影に臨まなければいけませんね。
> 今後ともよろしくお願いします。

Re: 今朝、行って来ました

corgi-momo さん、

おお~、行かれましたか。
久々の撮影、楽しまれたでしょうか。
さすがに平日は人が少ないでしょうね。
それにしても、好条件には恵まれるのはなかなか無いことですね。
8日の未明、車から外に出たら、本木さんという方が、「今日はだめだな」
と話しかけてきました。「本当にいいときは何十年にいっぺんだ」とも。
まあ、これからそういう光景に巡り会えるかもしれないと思えば、
次の撮影に行く原動力になるから、
出会えないのもそれはそれでいいのかもしれないと思います。

睡蓮沼の踏み跡は、実はカメラマンのものよりタケノコ採りのグループが
大きな要因です。マナーの悪いカメラマンがいることも事実ですが、
私が撮影にいって、睡蓮沼のデッキから降りた人を見たのは今回が初めてです。
道路の反対側の湿原を歩いている人がいたことはありますけど。「規制された区域と
そうでない区域」があって、「規制されてなければいいのだ」ということをおっしゃってましたが、
人目について、誰でも行けるようなところでそんなことをしたら、その結果は明らかでしょう。
装備・経験・技術・体力がそろわないと行けないような場所なら
そうそう人は行きませんから湿原もあまり痛まないでしょうけど。

それはともかく、物事は、ある一面をとらえるだけでは不十分なんだと思います。
実はカメラマンが直接破壊している自然は全体から見ればわずかでしょう。
タケノコ採りの人たちが残した踏み跡の方が大きいですから。
ただ、自然破壊につながる行動は避けようという写真界の暗黙の了解がある中で、
自己の欲望のみを追い求めるのは罪深い行為だと思います。
自分の行動も見つめなおさなければ。

> ようやく今朝、睡蓮沼へ行って来ました。
> 焼けもしないし、朝の強い光が当たった写真で終わってしまいました。
> 今日は最初のうちは中央に陣取っていたのですが、最後は左側に移動しての撮影でした。
> ということは、たくさんのカメラマンはいなかったということです。20人いたかな。
> 熊はいなかったが常識知らずのカメラマンの足跡が沼の側までけっこうありました。
> 残念ですね。

おはようございます^^

あの写真、f2.8で撮影したものです。
やはり、写真のぬけの良さは、評判通りでそこは気にいってます。
あと、ISの威力ですね。
色々使えると思いますが、交換することを好まないのとセンスがイマイチなのが影響していると思います。
プロフィール

Arbentroot

Author:Arbentroot
本当はAbendrotで行きたかったんですが、こちらでは既に使ってる方がおられたので仕方なく・・・・

 仕事の資料写真を撮るのにデジタル一眼を探していた2006年夏、今はなき「ASAHI パソコン」の記事を見て、FOVEONセンサーの存在を知る。「ローパスフィルターなしの先鋭な画像」に惹かれて、オークションでSD10を入手。それ以来写真の魅力にはまって、現在に至る。

主に八甲田・奥入瀬・十和田湖を撮影フィールドにしています。(ほかにも行きたいけどなかなかいけないだけです。)

使用カメラ SIGMA SD15 SD10 DP1 DP2s

 SIGMAのヘビーユーザーですが、高感度とか、ダイナミックレンジなどでCANONやNIKONのフルサイズ機に憧れてます。

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